ACE代表岩附さん講演会
フェアトレードひょうごネット特別セミナー報告
8/3/08
参加:38名
主催者側:AWEP,PHD、雑貨りん、ガリレオ、リエゾン、サマサマ、神戸学生青年センター、
1)原点
元々は6ヶ月限定の学生団体。98年1月から6月まで、グローバルマーチで世界中を歩き、ILOの新しい条約が調印されるジュネーブに集合。日本では、5月3日と5日。
2)クイズ
①日本人が1年に1人何枚のチョコレートを食べる? 30枚
一人当たりは世界19位、しかし消費量は6位。
②カカオの実はどれ? (写真を4枚見せて)
③カカオ豆は世界のどの地域で一番取れる? 生産の70%が西アフリカ
④日本はどの国からカカオを一番輸入している? 70%がガーナ
⑤アフリカでは、何人に1人の子どもが児童労働に関わっている? 3人に1人(サハラ以南んのアフリカ)。
世界平均は7人に1人。絶対数が多いのは、アジア
3)子どもの権利条約と児童労働
・子どもの権利は与えられるものではなく、元々持っているもの。
最悪の形態の児童労働条約(ILO第182号)
・奴隷労働(強制労働・子ども兵士・人身売買など)
・ポルノ・買春
・不正な活動(麻薬販売・犯罪の手引き)
・危険・有害労働
6月12日は児童労働反対世界デー、6月17日はアフリカ子どもの日
・ミレニアム開発目標に向けた改善のスピードが、アフリカでは遅い
4)DVD「おいしいチョコレートの真実」の上映(開発教育補助教材)
今年の2月に訪問されたガーナの村のカカオ農園での生活、壁のない学校校舎、カカオ採取体験、生産工程の紹介など。
5)カカオ農園での調査
・数少ない現金収入の道。お金がないと子どもを学校に行かせられない。どうして自分達で価格を決められない?これからも、日本にカカオをたくさん買ってもらいたい。私達の事を考えてくれて、ありがとう。
・北の貧しい地域から人身売買→でも自分の子か親戚の子か、全然違う子か区別がつきにくい。
・家族計画のコントロールができていない。
クアパ・コポ(フェアトレード認定を受けたカカオ組合)
組合の組織力がすごい。イギリスのディバイン・チョコの株主。配当を組合員全員に配る。コミュニティの問題を、農民が提案し、組合が資金援助(自助努力)。
6)日本企業の対応
・森永・明治 世界ココア基金の会員に→だから児童労働削減の努力をしている?
・マーケッティング部は、その関心は持ち始めている
・悪いのは流通を牛耳る商社
7)ACEの活動
ー現状の改善と、予防
・アドボカシー
政府・企業・市民への働き掛け
→開発教育教材作成・ミニストップと共同で、FTチョコを使ったソフトクリームの開発、ワンモアラブ・キャンペーン
・国際協力
現地のNGOを通じて直接支援(インド・ガーナ)
8)様々な取組みの成果
・バングラデシュでは世界的な圧力の結果、解雇された子どもがより条件の悪い労働に
・ブラジルでは、子どもを学校に行かせると親にお金を→一定の成果。しかし依存性、資金調など問題が。
・ガーナで子どもを学校に行かせるにはどうするかという、意識改革を。→お金をかける優先順位を再考する。
(報告:小吹)
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